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【合格体験記】電験3種の難易度や勉強時間、過去問の取り組み方は?おすすめ勉強法とテキストを解説!

更新日:2024/02/22

はじめに

この度電験3種試験に合格しました!

当方は会社員で大学時代は化学系の専攻でしたが、業務後や隙間時間で効率良く進めることができましたので、勉強時間、過去問の取り組み方等おすすめ勉強法を解説します。

これから受験する方の参考になれば幸いです📚

目次

電験3種について

おすすめの勉強法

『理論』おすすめ勉強法

『電力』おすすめ勉強法

『機械』おすすめ勉強法

『法規』おすすめ勉強法

勉強時間と順番について

おすすめ参考書📚

まとめ

電験3種について

電験3種は、電気主任技術者の資格を得るための難関試験で、電気工事や保安管理など幅広い分野での専門知識と技術が求められます。科目は理論・電力・機械・法規で構成されており、試験範囲が広く学習時間の制限もあるため、全てを網羅するのは困難ですが、その分取得する価値のある資格です📚

おすすめの勉強法

科目ごとの合格基準点は60点以上ですので、まずは全体的に広く学習しましょう。

理論が土台となりますので、最初に理論をしっかりと学習しましょう。その後、理論を進めながら電力を学習し、最後に機械と法規(計算問題)を学習します。

機械は特に難関ですので、ポイントを絞って学習することが重要です。過去問は10年分までの問題を解けるように徹底的に練習しましょう。以下に各科目のおすすめ勉強法を紹介します。

『理論』おすすめ勉強法

理論科目の効果的な勉強法について解説します。理論科目は電気理論、電子理論、電気計測、電子計測に関する内容で、直流・交流回路や三相交流回路、磁気や電子回路などが出題されます。

この科目では、計算問題が中心であり、基本公式を理解し、複数の公式を組み合わせて解くことが必要です。計算問題が8割で数学の知識が欠かせません。

また他の科目とも密接に関わっているため、早めの学習が重要です。

理論科目を勉強する際には、法規(計算問題)・電力・機械など他の科目と同時に取り組むことが効果的です。

理論で使用する公式は複雑ではありませんが、複数の公式を同時に使用することがほとんどなので、まずは基本公式をしっかりと理解しましょう。

『電力』おすすめ勉強法

電力科目の効果的な勉強法を解説します。電力科目では、発電所、蓄電所、変電所の設計と運転、送電線路、配電線路(屋内配線も含む)の設計と運用、そして電気材料に関する知識が求められます。

主に発電、送電、配電に焦点が当てられ、特に発電所から電力が供給されるプロセスが出題されます。

計算問題が6割ほどで、文章問題に対処するために電力機器の名称を覚える必要があります。一部の問題が頻出するため、それらに焦点を当てて覚えると計算問題も解けるようになります。

『機械』おすすめ勉強法

機械科目の効果的な勉強法を解説します。機械科目は回転機(直流機、誘導機、同期機)、変圧器、パワーエレクトロニクス(半導体素子、整流回路、チョッパ回路、インバーター)、電気エネルギー利用(電動機応用、照明、電熱、電気化学)、自動制御、情報の範囲から構成されています。

計算問題が多く、過去問を繰り返し解くことがポイントです。機械科目は電験三種の中でも最大の難関であり、幅広い出題範囲に対処するためにはポイントを絞った勉強が不可欠です。

特に変圧器、誘導機、直流機、同期機の分野が約5割を占めます。実務経験がある場合は要領を得た勉強が可能ですが、経験がない場合は基礎から着実に学ぶ必要があります。

様々な項目を覚える必要がありますが、文章問題に取り組むことから始め、得点源となる分野を見極めましょう。情報処理や論理回路、自動制御、照明などの分野もしっかり押さえておくことが重要です。

『法規』おすすめ勉強法

法規科目の効果的な勉強法をご紹介します。法規科目は電気関連法令や電気設備技術基準、それらの解釈に関する専門的な出題があります。意外にも計算問題も含まれます。

法規科目は電気事業法や電気工事士法、電気設備に関する技術基準などの法令について出題されます。

文章の細かいニュアンスを覚えることが重要で、記憶があいまいだと混乱の原因になります。

計算問題と文章問題の比率は約6:4で、文章問題を重点的に覚えることで合格率が高まります。

また、電力や機械の問題を解くことで、自然に法規の計算問題も解けるようになる場合もあります。

法律については条文を理解し、施設管理に関しては繰り返し演習問題を解くことで対応力を高めることが重要です。暗記や法律に強い方にとっては合格を狙いやすい科目といえます。さまざまな出題形式に対応できる力を身につけるために、繰り返し演習問題を解くことをお勧めします。

勉強時間と順番について

合格には理系科目の得意不得意が影響し、一般的には約1,000時間の勉強が必要とのことです。科目別合格制度があるため、一発合格ではなく、3年間で目指すことも有効です。

ちなみに私は

令和4年度下期・・理論

令和5年度上期・・電力

令和5年度下期・・機械、法規

という流れで合格しました。私は基礎知識が学べる「理論」「電力」から始めました。機械と理論がとにかく難しかったです。

おすすめ参考書

f:id:tarotaro1995:20240222221457j:imageTAC出版のこちらの参考書がおすすめです。

フルカラーでわかりやすく、教科書にリンクした重要な過去問題が伐採されていますので、これ一冊でかなり理解が深まりました。

f:id:tarotaro1995:20240222221500j:image論:電験三種 理論の教科書&問題集 第2版

f:id:tarotaro1995:20240222221508j:image電力:電験三種 電力の教科書&問題集 第2版

f:id:tarotaro1995:20240222221513j:image械:電験三種 機械の教科書&問題集 第2版

f:id:tarotaro1995:20240222221516j:image規:電験三種 法規の教科書&問題集 第2版

また電車の隙間時間でも論説問題を読み込んだり、ネットで転がっている過去問は10年分は解きました。これらを習慣化するとかなり学習効率が上がります。

まとめ

今回は電験3種について解説しました。電気は目に見えなくて非常に危ないので、身の回りの電気設備の仕組みや法令を知ることはすごく大事だと感じました。

本記事が皆様のお役に立てば幸いです。