更新日:2025/07/24

はじめに
キャンプファイヤーや卒業式で歌った『とおきやまに日は落ちて』。その歌詞の中に出てくる『まどいせん』という言葉、私は惑うというニュアンスだと思っていました。
しかし最近になって、上記はまったくの誤解であるということがわかりました。そこで今回は、『惑い(まどい)せん』と誤読されがちなこの表現について、本当の意味=円居(まどい)せんを丁寧に解説します📝
とおきやまに日は落ちて の歌詞
1番を以下に抜粋します。
遠き山に 日は落ちて
星は空を ちりばめぬ
きょうのわざを なし終えて
心軽く 安らえば
風は涼し この夕べ
いざや 楽しき まどいせん まどいせん
この『まどいせん』の意味を以下に解説します📝
よくある誤解:『まどいせん』=『惑いせん』?
『まどい』と聞くと、『惑う』『戸惑う』『迷う』といった意味を思い浮かべがちです。たしかに古語の『惑ふ(まどう)』には『心が乱れる』『迷う』という意味があります。
上記から、『日が暮れて道に迷いそうになる』
というふうに解釈してしまう人が多いのです。
でもこれは誤読で、歌詞全体の情感とも合いません📝
正しい意味:『円居(まどい)せん』=『輪になって語らおう』
この『まどい』は、『円居(まどい)』という名詞で、意味は以下の通りです。
円居(まどい):人々が輪になって集まり、団欒すること
せん:助動詞『む(意志・勧誘)』の連用形『せむ』が音便化した形。『〜しよう』
つまり、『まどいせん』は
『(火を囲んで)輪になって語り合おう』という、あたたかく誘いかける言葉なんです。非常に美しい言葉ですね📝
まとめ
『とおきやまに日は落ちて』の『まどいせん』は、
× 惑いせん(迷う)
◎ 円居せん(団欒しよう)
が正解です。意味を知ると、この歌が持つやさしさや人とのつながりの大切さがより深く伝わってきますね。子どものころ無意識に歌っていた一節に、こんな豊かな意味が隠れていたとは…👏
本記事がお役に立てば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 今後も皆様の役に立つ情報を発信できるよう精一杯頑張っていきますのでよろしくお願いします☺️