更新日:2025/05/13
はじめに
「コンセント交換くらい、自分でできそう」、「照明の取り付け、動画で見たから大丈夫」
そんな風に思っている方、ちょっと待ってください。電気工事は資格がない人がやっていいこと・ダメなことが法律でしっかり決まっています🙅♂️
自宅のちょっとした電気工事でも、場合によっては違法かつ危険な作業になることも…。
この記事では、電気主任技術者の資格を保有している当方が、資格なしでできる電気工事、自宅でやってはいけない危険な作業について、法令に基づいてわかりやすく解説します📝
目次
電気工事は資格が必要?
自宅で「資格なしでもできる」電気作業
自宅で「資格がないと危険」な電気工事
なぜ資格が必要なのか?
まとめ
電気工事は資格が必要?
日本では、電気工事は「電気工事士法」などの法律により、有資格者のみが行える作業と定められています。
特に家庭用の配線・スイッチ・コンセントなどをいじる作業は、すべて法律の対象になります📝
参考:経済産業省
自宅で「資格なしでもできる」電気作業
以下のような作業であれば、資格がなくても自宅で行えます。
・電球の交換
・コンセント式の照明器具の取り付け
・延長コードや電源タップの使用
・電気機器のコンセント接続(ただし配線工事なし)
ポイントは、電気配線そのものに触れないことです📝
自宅で「資格がないと危険」な電気工事
以下のような作業は、資格なしで行うと違法かつ危険です。
・コンセントの交換や増設
・壁の中の配線変更
・スイッチの取り替え
・直結型の照明器具の取り付け
・ブレーカーの操作・増設
これらはすべて電気工事士の資格が必要です。電線に触れる可能性もあり、誤った施工による火災・感電・死亡事故も報告されています⚡️
なぜ資格が必要なのか?
電気は見えない危険を持っています。国家資格である電気工事士は、適切な知識・技術・法令の理解がある人だけが取得できます。感電や火災を防ぐためにも、資格のある人が正しく工事を行うことが求められています⚡️
まとめ
自宅の電気工事でも「資格が必要なこと/不要なこと」は法律で明確に決まっています。自己判断での作業は違法になるだけでなく、家族や住まいを危険にさらすことにも…。
ちなみに私も電気工事士の資格はないので、ブレーカー設置やエアコン取付工事は電気工事士にお願いしました。電気工事はプロに任せましょう。資格のない方は、できる範囲を正しく知ることが大切です📝
本記事が少しでも役に立てば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました📝